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スーパーお嬢様白柳てつこが働く女性にインタビュー


by tetsukotetsuko

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今日のゲストはガラス作家のポンテお姉さま(30歳)よ!


<ガラスのアートって?>
てつ子(以下T)
最近カラスが恐竜の子孫だってわかったんですって。怖いわよね。足のウロコなんてソックリだし… それからカラスって頭がいいんですってね。私も勉強教えてもらおうかしら、なんて。それからカラスは…
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ポンテ(以下P)
あの〜「カラス」じゃなくて「ガラス」ですから。私が扱っているのは…

T
…ガラス? あ、ガラスね。ガラス? そうそう! 私ったら、つい取り乱しちゃって。ところで、ガラスのアートってどんなものなの?
P
ひとくちにガラスと言っても、いろんな技法があります。有名なのは「吹きガラス」といって、吹き竿の先端に溶かしたガラスをまきつけて風船みたいに膨らます方法。それに対して私の専門は「パート・ド・ヴェール」という技法。直訳すると「ガラスのねり粉」。ガラス粉と色ガラスを練ったものを石こうの型につめて、陶芸と同じように電気炉で溶かして固めるんです。アール・ヌーボーの時代に流行した方法ね。

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<ガラスの魔力に魅せられて>

T
私、幼いころピカピカに磨かれたガラスに気づかずに激突して、血まみれになったことがあるのよ。それ以来、ガラスに対しては慎重に接してるの。ところでポンデさんがガラスに興味をもったきっかけは何だったの?
P
私が幼稚園のころだったかな…ザリガニがいる近所の湿地で大きなおはじきを拾ったんです。それはまるでラムネのビンの底みたいで、イカリのマークが浮き出てた…わあ、宝物〜!って思って大事にとってたの。それから、小学校のとき絵画教室に通っていたんだけど、教室の入口に、色とりどりのガラスのカケラが詰まったワインボトルが飾ってあったのよ。それを見るのがすごく楽しみだった。でもキラキラ光り過ぎているシャンデリアなんかは逆に大嫌いだったんです。ホテルでシャンデリアを見かけたらオエ〜って吐きそうになってました。

T
ガラスを愛し、そして憎んでいたわけね。ポンテさんが実際にガラス作品づくりをはじめたのはいつから?
P
私は美術系の女子高に通ったんですど、そこでは平面的な絵より立体造形が好きでしたね。手でぐちゃぐちゃ触る感触がなんともたまらなくて…そのうちいろんなガラスの作品がどうやって作られてるのか無性に知りたくなったんです。当時はガラス作家にどんな人がいるのかなんて全然知らなかったんですけどね。で、高校卒業のとき、ほとんどの卒業生はそのまま上の美大や短大に進むんだけど、私は一念発起してガラス工芸の美術専門学校に行ったんです。そこでガラスの技法を2年間でひととおり学びました。そのあと、日本海側にあるガラス工房で4年間修行しました。海に囲まれた島で、ゆったりした時間の流れのなかガラスと向きあう毎日はかけがえのない体験でした。

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T
そうそう。ポンテさんはどんな作品を作ってるの? ちょっと見せてもらってもいいかしら?
P
コップとか実際に使用するものは少ないです。花瓶もあるけど、実際に使用するというよりはオブジェに近いかな。
T
わあ〜きれい!! この透明感…やっぱりガラスならでわね…

あっ
……………………………………………………………………
……………………………………………………………………

P
…割っちゃいましたね。
T
ごめんなさい…
P
い…いいんですよ。

T
よかった! そういえば、ポンテさんはガラスの先生をしてらっしゃるのね? 教室で作品を割っちゃうことなんてないの?
P
ありますよ。「パート・ド・ヴェール」の場合、作品を型から取りだしたあと、回転する木盤にガーッと当てて磨くと曇り面がだんだん光ってくるんですけど、最初のころは生徒さんも勝手がわからないですからね。私が生徒さんの作品を磨くことも多いんです。で、ここが微妙なところなんだけど、このへんでやめとこうか、もう一息頑張って綺麗にしようかというポイントがあるの。もうちょっと、もうちょっとキレイに…

・・・ペキッ

みたいな。頑張りすぎて、作品にヒビを入れちゃうことがたまにありますね。もうちょっとって思う瞬間がいちばんアブナイのよね。そうそう。こんどグループ展をやるんだけど、生徒さんの作品を夜中に清掃員の人が割っちゃったの。来週の教室はまだだから、生徒さん本人は今のところ知らないんだけど…かわいそうに…(涙ぐむ) あ、なんだか涙がでてきちゃった…


<アートな先生の天国&地獄>

T
ガラスの先生って、他にも苦労は多い? 卒業式の前の晩に校舎の窓ガラス割って回る生徒とかいるんですか?
P
尾○豊の歌に出てくるような乱暴な生徒はいません。私が教えているのは区のカルチャースクールなので、生徒さんは30代から60代ぐらいまでの女性が多いですね。ちなみにガラス関係ではステンドグラスの教室がマダムの趣味として静かなブームになってるみたいです。そうそう。いちど、すごく慕ってくれる30代後半の生徒さんがいたんです。先生二人でお茶しましょう!って何度も誘ってくれるから、ファミレスで2人でお茶したんですよ。
T
それはよかったじゃない。会話ははずんだ?
P
宗教の勧誘だったんです。テーブルについて10分で何の前触れもなく突然、ガラスから宗教に話題がチェンジしましたね… 
私が頑なに断り続けたら、次の日から教室に来なくなっちゃった。

T
生徒さんへの接し方も難しいわよね。教室で恋が芽生えるなんてことはないの?
P
私がやってる「パート・ド・ヴエール」のアトリエはどっちかというと地味。それに対して「吹きガラス」のスタジオはライブ感覚なの。ジャズやロックをガンガンかけて、ガラス作りのパフォーマンスをやってる感じかな。そんな場所で先生のパフォーマンスを見ていると、生徒さんの気持ちが高揚するというか、たくましい男性の上手な姿を見てカッコイ〜!って憧れてポ〜〜♡となっちゃうんですかね。吹きガラスの男性作家で生徒の女性とつぎつぎと手を出したのが奥さんにバレて離婚しちゃった人もいますよ。
T
まあ・・・羨ましい!
P
どこが…!?
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<来たれ、ガラスの迷宮へ!>

T
ガラス作家を目指す女性にひとこと。
P
自分がどんなものを作りたいのかイメージを持つことが大切。そのイメージにあわせて最適な技法を選んでいけばいいはず。モノ作り全般にいえることだけどだけどね。
T
どーもありがとうございました!


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by tetsukotetsuko | 2004-06-28 14:37 | ガラス作家